渋谷に「猫漱石」という飲み屋がありまして、多少不便なところにある（桜ヶ丘）としても、悪くない。
渋谷で「ちょっと話すよね」という飲み会の時はたまに使ったりするんです。
で、先日の姉弟飲みの際もそこ行ったんですけどね。
その「猫漱石」の並びに「草枕」という店もあって、どうも系列らしいんです、という話をしていたら、弟の顔にあきらかなハテナが浮かんでいる。
でも、弟はなんとなくのカンで
「あー漱石にクサマクラっていう作品があるの？」
とかいってます。
あたりです。
ところでその日、姉は朝から超忙しくて、更にＰＣもぶっこわれ、「猫漱石が検索できない」という状態になっていて、なんと後輩ちゃんに検索してプリントアウトしてもらった、まったくわけわからない地図（たまに地図として機能しないのがでてくるもんだよね）を手に渋谷におりたっていたため、モヤイで待ち合わせして来たんだけども、その弟の「クサマクラという作品？」なんていうのを聞いて
「あーでもね、今日検索してくれた後輩ちゃん、
『猫はわかるけど、ソウセキがわからない』
って言ってた。いい子なんだけどねー」
と言ってた。
あーそうきたか。
ソウセキなんて、他の漢字あるんだろうか？と思ったが、今変換してみたら、「僧籍」「送籍」「踪跡」と結構ありました。っつうか2番目の意味がわからんと思って、辞書ひいちゃったよ。「戸籍を送ること」らしいよ。
スペイン語には「鼻の大きな人」という単語があって、あーお国柄だなーと思ったんだけど、「戸籍を送る」という単語もお国柄だなーって思いましたね。
