【特集】こわいような、食べてみたいような、
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わけあって1ヶ月ちょっとの間伊那にいたことがある。
わけあって、なんてちょっとぼかそうとしてますが、実は運転免許取得のための合宿だったのです。長くかかったもんだった。マニュアルだったんだよね。何がギアチェンジだ。車はオートマだ。常識だ！
それはともかく、つまり車なくあの山の中にいたのです。一番近いコンビニまで徒歩15分。でも、歩くしか手段がないと人は歩くもんで、徒歩40分くらいかけてダイエーまで行ったりしたもんだった。その勢いで三蔵法師もお経とりにインドまで行っちゃったのかもしらん、トボトボと。
「茶歩林」と書いて「チャップリン」と読ませる喫茶店があった。まぁでも私が生まれ育ったところ（練馬区）にも「来夢来人」とかいて「ライムライト」と読ませるスナックがあったけどね。
で、伊那には、「ざざ虫あります」っていう張り紙がある店もあった。何があるって？と思ったけど、そうか、本多勝一さんも食べていたか。あれ、ザザムシとは書いてないな。正直申し上げて、方言もあるんだろうけど、「ゴトウムシ」「は虫かな？と思えるけど、「スイコンボ、ヒビ、ツナミ、チチバナ、チガヤ」と並べられて、それが何かもわからない。この地方に昔から伝わるおまじないで、効能は・・・なんていわれても信じそうだ。
