私が昔びっくりしたのは、シューフィッター（簡単に言えば靴屋）とカラーコーディネーター（簡単にいえば色合わせの商売）なんだけど、資格が商売になるんだから「ちょっとした趣味」は、みんな資格にするよね。庭園管理士、パンコーディネーター。前者は庭木の手入れをする人、後者はパンを食べたり作る人、パン屋が必ずしももってるもんじゃない、八百屋がベジ（タブルソム）リエじゃなくてもいいのと同じ。
私がパンを作るとね、まぁ分量、作り方がことごとく間違ってるんだと思うんだけど、「固めた粉を焼いたもの」になる。素朴とかそういうレベルじゃないんだよね。ずっしりしてて、ある意味贅沢。サイズはすっげー小さいのに呪いのように腹がいっぱいになる。
原始人がみたらなんていうかなー。
粒を粉にして固めてるの、でもパンバーグよりは納得してくれるかな。ハンバーグって、塊をひいてまたかためてるでしょう。
シューマイチャーハンっていうレシピをいつか見たことあるけど、あまったりインスタントのシューマイを味付けにチャーハンにするの。シューマイはかなり崩れるの。ってことは、肉塊をひいてまたかためてまた崩してるわけ。
原始人が見たら、本当になんて言うだろう。
企業の「破壊と創造」も、ハンバーグだったりシューマイチャーハンに例えようと思えばできるよね、多分。なんでも例なんてそんなもんだ。そいえば、昔この言葉忘れてなんていったかな、サーチアンドデストロイ？それじゃデフ・レパードだと思いながら「壊してまた作る」で検索したら、決断コンサルタントとかいう人のサイトが一番上だったことがあった。
決断コンサルタントなら私もよくやるよ。なんか「それどうだろう？」と思うこと言ってる人にも「あーそういうもんだよねー」とか「大事だよねー」とか言うの。口先三寸、無責任なの。
