【特集】ミステリの女王はイヌスキー。「もの言えぬ証人」
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今回の原稿いただいて、あれ?こんなのあったかな?と早速入手し、無職力をいかして、ガッツリと読み上げてしまった。
久しぶりのクリスティ、面白かったなぁ。
中学生くらいの時、つまり今から4年くらい前ですかな(嘘だぞ)、だいたい全部読んだんですよ。
でも、案の定記憶がないので、とても新鮮に面白かった。
たとえ読んだとしても前の私ならば犬の箇所はすべて読み流したであろう。
今回も、イギリスの田舎町で超目立つポアロのことをヘイスティングスが指摘すると、
「なぜだろう、この服はこれでもイギリス人の仕立て屋に作らせてるのに」
とか言うの。
そこが面白かった。あと郵便屋の話ね。
なぜ、犬は郵便屋さんに吠えるのか、解説してあります。
ところで、本当はタマゴガタといえばポアロだよね。
いや、正確に申し上げると「卵型」。ポアロの風体を描くときに必ずでてくる表現、あと口ひげね。今回タマゴガタに口ひげをつけてみましたが、描きながらなんとなく、パタリロの変装みたいだなーと思ってました。
そして上の図は、タマゴガタがコラムの中で言及しているテリアの種類なんだけど、私が入手した本はハヤカワミステリの古い版でして(背表紙が赤いやつ)、その表紙の下の方にかいてあった犬らしきもの。
毛の種類をとやかく言う前にまず、オレンジだし。